1. 初めてのマルチディスプレイ|モニター二枚のつなぎ方と設定方法
Windowsのマルチディスプレイで、モニターを二枚つなぐ設定方法を解説します。
- モニターを二枚用意する
- モニターを繋ぐ
- Windowsの設定をする
手順は難しくないので確実に進めてください。
1-1. モニターを二枚用意する
モニターを二枚用意します。
基本的にはパソコンのモニター出力端子と同じモニターを選びます。
例えば、以下のパソコンだとディスプレイポートとD-Subの接続です。
この場合、メインモニターはディスプレイポート、サブモニターはD-Subで繋ぎます。
つまりそれぞれのモニターがパソコンの接続と合っている必要があります。それに合わせてモニターも選んでください。
サブモニターはBENQのGW2480あたりがおすすめです。モニターの接続もディスプレイポート、HDMI、D-Subが使えるのでモニターセッティングの幅が広いです。
将来モニター環境を変えようと思ったときも、様々な接続に対応するので失敗しなくて済みます。
サブモニターは大きすぎると使いにくいので、最大でも24インチまでにしておいた方が無難です。
1-2. モニターを繋ぐ
モニターの出力に対応したモニターを用意したら、そのまま二枚モニターを繋ぎます。特に難しい作業ではないので、普通にモニターを二枚繋げば大丈夫です。
モニターを二枚接続したら、パソコンの電源を入れてモニターが二枚写っているか確認してください。
パソコンによっては、縦、横、左右がバラバラに認識されますが、焦らなくても大丈夫です。このあと設定します。
1-3. Windowsの設定をする
続いてWindowsの設定を変更していきます。
↓Windowsの「設定」→「システム」へ進みます。
↓ディスプレイ設定画面になるので、まずは一旦「識別」をクリックして各モニターに表示される番号を確認してください。
↓メインディスプレイとサブディスプレイを自分の配置通りにドラッグして動かします。
↓配置を決めたら「適用」をクリックして位置を設定します。メインにしたいモニターをクリックして青くした状態にします。
↓画面下にスクロールして、「これをメインディスプレイにする」にチェックを入れてそのまま保存してください。
以上、これでマルチディスプレイの設定は完了です。
自分のメインディスプレイとサブディスプレイの配置を微調節してください。モニターが全て繋がったらマルチディスプレイとして画面上にあるものを各モニターに動かすことができます。
2. モニターを3画面にするには?
モニターの接続をする箇所が2つしかないパソコンでモニターを3枚使いたい場合は、グラフィックボードを搭載してBiosの設定をすれば3画面以上にすることができます。
グラフィックボードを搭載すると、モニターの接続端子が増えます。
↓スリム型のパソコンでも、このように4つはモニターを出力できるようになります。
↓私の自宅はこんな感じで4画面にしています。
3画面以上接続する方法は、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
1でグラフィックボードを搭載、2で画面設定をすれば3枚以上モニターを接続することができます。
※先に2でBiosのモニターの設定ができるか試してください。極まれにBiosの設定でそもそもマルチディスプレイにできないパソコンもあります。
そういったパソコンは、グラフィックボードとマザーボードの両方からモニターを出力することができない仕様になっているのであきらめた方がいいです。
2-1. ゲーミングPCがおすすめ
ちなみに、モニターを4枚くらい接続して、アプリやウェブを快適にサクサク高速で使いたい人は、最初からタワーのゲーミングPCを買った方がいいです。
基本的にゲーミングPCと呼ばれているパソコンは、映像を滑らかに出力するグラフィックボード(正確にはグラフィックスカード)と呼ばれているものが搭載されています。
グラフィックボードが搭載されているパソコンはモニターが多く接続できるようになっているので、当然複数のモニターを接続できます。
ゲームをしない人であっても、ゲーミングPCと呼ばれているものはハイスペックパソコンなので、ゲームをしなくても問題ありません。
私が仕事で使っているタワーも相当ハイスペックですが、全くゲームはしていません。
高速サクサクでパソコンを使いたい人のパソコン選びの絶対条件は「8GB以上、SSD、グラフィックボード搭載」です。
間違ってもHDDのパソコンは買わないようにしてください。遅すぎてキレそうになります。