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WordPress|記事のエクスポートとインポート【移動・移行】

2021-01-05

おのです。

WordPressで、記事のエクスポートとインポートをする方法です。

 

WordPressでサイトを運営している人の中には、サイト間で記事やコンテンツをエクスポート、インポートしたりして移動させたい人もいると思います。

そこで本記事では、記事のエクスポートとインポートをして、移動させる方法について書きました。

 

サクッと記事を移動させたい人は、参考にしてください。

 

WordPress|記事のエクスポートとインポート【移動・移行】

では早速ですが、WordPressで記事のエクスポートとインポートをする方法について解説していきます。

最初に、全体的な手順は以下の通りです。

 

 エクスポートとインポート

  1. 元サイトにプラグインをインストール
  2. 元サイトのデータをエクスポート
  3. 移動先でインポートの準備
  4. 移動先でインポートをする
  5. 移動先でコンテンツを整理する
  6. プラグインの削除

全体感としては、元サイトからXMLファイルをエクスポートして、移動先サイトにインポートします。

基本的にはそこまで難しくないので、本記事を見ながら確実に進めてください。

 

では以下で解説していきます。

 

1. 元サイトにプラグインをインストール

まず、元サイトでエクスポートの準備をしていきます。

プラグインを使用してエクスポートするので、「DeMomentSomTres Export」のプラグインをインストールします。

このプラグインを元サイトのWordPressにインストールして有効化します。

移動先のWordPressでは、このプラグインは必要ありません。

このプラグインは、エクスポートデータを作成するためだけに使います。

 

 

2. 元サイトのデータをエクスポート

続いて、元サイトからデータをエクスポートしていきます。

 

↓WordPress管理画面で、「ツール」→「DeMomentSomTres Export」に進み、エクスポートするコンテンツを選択します。

投稿した記事だけをエクスポートしたい場合は、「投稿」を選びます。

固定ページだけの場合は「固定ページ」を選びます。

※投稿と固定ページといった組み合わせはできませんので、その場合は2回に分けてエクスポートします。

「すべて」で上手くいかない場合は、カテゴリーごとに分けるとうまくいきます。

 

メモ

  • エクスポートでは、投稿記事内の画像、リンクなどが全てエクスポートされます
  • 移動先では自動的にパーマリンクが変換されます
  • 元サイトのデータをエクスポートしても、元サイト上には全てそのまま残っています

 

エクスポートしたいコンテンツを選択したら、「エクスポートファイルをダウンロード」に進みます。

↓このようなXMLドキュメントがダウンロードされます。

 

どこに置いたか分かりやすいように、一旦デスクトップなどに置いておきます。

ここまでの作業で、元サイトからデータをエクスポートする準備はできました。

 

 

3. 移動先でインポートの準備

続いて、移動先のWordPressを準備していきます。

ここに注意

移動先では、予め画像に関係する全てのプラグインを無効化しておいてください。
例えば、画像圧縮プラグイン、フォトギャラリー、スライドショーなどです。

これらが有効化されていると、干渉してうまくインポートできないことがあります。
ただし、プラグインを無効化しても設定は残っていますので、再度有効化すれば元に戻ります。

 

↓移動先のWordPressの管理画面から、「ツール」→「インポート」→「インポーターの実行」に進みます。

 

 

「インポーターの実行」を押すと、インポーターのプラグインがインストールされます。

↓こんな感じで、画面上部に出てきますので、再度「インポーターの実行」をします。

 

 

↓「参照」から、先ほど元サイトからエクスポートしたXMLファイルを選択して、「ファイルをアップロードしてインポート」に進みます。

 

 

 

4. 移動先でインポートをする

↓投稿者の割り当てをする画面になります。

 

一人で運営しているサイトの場合は自分だけだと思いますので、基本的にはノータッチで大丈夫です。

※添付ファイルをダウンロードしてインポートするにチェックを入れます。

 

複数の投稿者がいる場合は、上記画像のように複数人が出てきます。

この設定は、例えば元サイトでAさんが投稿した記事を、移動先で誰の記事に割り当てるかといった設定です。

 

つまり画像内「1.」であれば、

インポートする投稿者(元サイト)の記事を、「あるいは投稿を既存のユーザーに割り当てる」(移動先)で誰にするか選択できます。

何も選択しなければ、デフォルトの管理者の投稿に割り当てられます。

 

問題なければ、「実行」に進みます。
コンテンツの量が多いと、多少時間がかかりますので待ちます。

↓インポートが完了すると、「すべて完了しました。ではお楽しみください!」と表示されます。

 

これで、移動先のサイトにインポートは完了しました。

投稿記事であれば、移動先のサイトで投稿一覧に元サイトからインポートした記事が入っています。

ただし、場合によっては反映されるまでにタイムラグがある場合があります。

 

メモ

元サイトから移動先にコンテンツを写した場合は、元サイトに残っているコンテンツは削除するか非公開にしておきます。

そうしないと、コピーコンテンツとしてグーグルからペナルティをくらう可能性が非常に高いです。

 

 

5. 移動先でコンテンツを整理する

移動先でデータをインポートしたあとは、コンテンツの整理が必要です。

その理由としては、元サイトと移動先では環境や設定が変わっている場合が多いからです。

 

チェックする内容としては以下の項目です。

チェック項目

  1. 内部リンク
  2. カテゴリー分け
  3. 見出し
  4. 投稿者
  5. デザイン(CSSなど・ショートコード)

 

5-1. 内部リンク

まず最も注意したいのは、内部リンクです。

元サイトの記事内で貼っていた内部リンクは、元サイト内でのコンテンツ同士の内部リンクになります。

そのため、移動先では新しく自動的にパーマリンクが変わりますので、記事内の内部リンクを全て書き換える必要があります。

 

移動先から元サイトの記事にリンクしたい場合は、そのままにしておいてもいいと思いますが、そもそも元サイトは重複コンテンツなので、削除もしくは非公開にしますので、結局404エラーになります。

なので、記事数が多い場合はかなり大変ですが、内部リンクは必ず書き換えましょう。

 

 

5-2. カテゴリー分け

カテゴリー分けも移動先では必要になります。

元サイトからは、カテゴリーもそのままでエクスポートされます。

そのため、元サイトで使っていたカテゴリーが、そっくりそのまま移動先のサイトに追加されます。

 

5-3. 見出し

投稿記事や、コンテンツ内の見出しタグの見直しも必要です。

例えば、移動先の記事内で最初の見出しタグがH2を使っているのに、元サイトから移動した記事がH3始まりになっていると、SEO的にもったいないです。

なので、しっかりと見出しタグも見直しましょう。

 

5-4. 投稿者

投稿者が複数いる場合は、移動先のWordPressで投稿者の割り当ても確認してください。

例えば、記事下に「この記事を書いた人」などで投稿者を表示させる場合は、投稿者の割り当てが必要になります。

割り当てをしないと、デフォルトで設定されている人になります。

一人で運営しているサイトであれば、特に設定は要りません。

 

5-5. デザイン(CSS・ショートコード)

移動先のサイトでは、デザインやCSS、ショートコードの見直しも必要です。

例えば、移動先ではSCCのセレクタの書き方が変わったりします。

 

また、元サイトで使っていたショートコードも移動先では使えない場合も多いです。

よくあるのは、[shortcode-txt]←こんな感じでショートコードが反映されずに、画面に残ってしまっているパターンです。

このようになってしまっていると、かなり残念なのでしっかりと見直しましょう。

 

 

6. プラグインの削除

WordPressで記事のエクスポートとインポートが完了したら、使用したプラグインは削除します。

理由としては、使わないプラグインを入れておくメリットは無いからです。

プラグインは無効化していても、WordPressに読み込まれたり更新が出たりするので、使わないプラグインは邪魔なだけです。

 

元サイト、移動先からそれぞれ以下のプラグインを削除します。

削除するプラグイン

  • 元サイト:DeMomentSomTres Export
  • 移動先:WordPress インポートツール

 

移動先では、プラグインをインストールしたつもりは無くても、インポーターを準備したときに、自動的にインストールされています。

 

これで記事のエクスポートとインポートは完了です。

 

 

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そんな感じで、WordPressで記事のエクスポートとインポートをする方法でした。

これで完璧です。

では。

 

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