おのです。
Googleアナリティクスで、自分のIPアドレスとアクセスを除外する設定です。
現在Googleアナリティクスを使っている人の中には、自分のアクセスを除外したい人も多いと思います。
そこで本記事では、Googleアナリティクスで自分のIPアドレスとアクセスを除外する方法について書きました。
確実に自分は解析から外しておきましょう。
Googleアナリティクス|自分のIPアドレスとアクセスを除外する
では早速ですが、
Googleアナリティクスで、自分のアクセスを除外する設定について解説していきます。
全体的な手順としては、以下になります。
自分のアクセスを除外
- 自分のIPアドレスを確認
- アナリティクスを設定
基本的にはこれだけなので、やることは簡単です。
自分のアクセスの定義としては、同じ回線が一つのIPアドレスとなります。
例えば、自宅のIPアドレスを除外しても、自分が会社で使っている環境は除外できません。なので、会社も除外したい場合は、会社でのIPアドレスを調べて設定する必要があります。
また、同じ自宅内に居ても、有線で接続しているPCと電波で接続しているモバイルではIPアドレスが異なります。
1. 自分のIPアドレスを確認
最初に自分のIPアドレスを調べます。
調べ方は簡単で、What is my IP addressにアクセスすれば最初の画面に自分のIPアドレスが表示されます。
上記画像の赤枠内に書かれている数字が自分のIPアドレスです。要するに、インターネット上の自分の住所です。自宅であれば自宅のIPアドレスです。
IPアドレスは数字で「128.333.23.347」のような形式で書かれています。IPv6のアドレスはもっと長いです。
IPv6のIPアドレスが表示される場合は、後ほど両バージョンのフィルタを作ればOKです。
また、自分のスマートフォンでのIPアドレスも除外したい場合は、Wi-Fiを繋がずに携帯の電波でIPアドレスを検索します。
そして、スマートフォンのIPアドレスも後ほどアクセスから除外してください。
このIPアドレスをコピーして、Googleアナリティクスに貼り付けます。
2. Googleアナリティクスを設定
続いて、Googleアナリティクスを設定していきます。
現在、Googleアナリティクスでは2種類のプロパティを使用できます。
- 従来のユニバーサルアナリティクス(UA)
- 最新のGoogleアナリティクス4(GA4)
どちらの場合においても設定方法が違いますので、それぞれ説明します。
一つのアカウントで、UA、GA両方使っている人は両方にフィルタを設定します。
2-1. ユニバーサルアナリティクス UA
従来のユニバーサルアナリティクス(UA)のパターンです。
まずはGoogleアナリティクスにログインして、左下の「管理」に進んでください。
↓画面一番右のビュー列にある「フィルタ」に進みます。
↓「フィルタを追加」をクリックします。
↓「ビューにフィルタを追加」が現れますので入力します。画像のように入力してください。
- フィルタ名:分かりやすければOK 自宅を除外など
- フィルタの種類:定義済み
- 左から 「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」にする
- IPアドレス:入力
このように設定してください。
設定したら、「保存」をクリックします。
↓新しく追加したフィルタが確認できます。
これで従来のユニバーサルアナリティクス(UA)で自分の指定したIPアドレスを除外することができました。
試しにアクセスしてみてください。計測されていないことが確認できます。
2-2. Googleアナリティクス4 GA4
最新のGoogleアナリティクス(GA4)のパターンです。
まずはGoogleアナリティクスにログインして、左下の「管理」に進んでください。
↓プロパティ列で「データストリーム」をクリックし、右側の自分のストリームをクリックします。
↓ウェブストリームの詳細の画面になります。画面最下部の「タグ付けの詳細設定」をクリックしてください。
ここから英語になりますので、頑張ってください。
人によって日本語か英語か変わると思われます。私はなぜか英語に変わりました。
ただ、画像や配置は同じなので画像を参考にしてください。
↓「Define internal traffic」をクリックします。
↓「作成」をクリックします。
↓「Create internal traffic rule」になりますので、入力します。
- Rule name:フィルタの名前。分かりやすいものを入力
- traffic type value:internal
- Match type:IP address equalsを選択
- Value:IPアドレスを入力
- Add condition:複数ある場合はここで入力
入力したら画面右上の「作成」をクリックします。
↓画面が切り替わり、追加されたフィルタのルールが表示されます。
これでGoogleアナリティクスプロパティ(GA4)に自分のアクセスを除外するルールを作成することができました。
データフィルタを有効化する
上記までに手順でルールを作成したあとは、それを有効化しないといけません。手順は以下です。
↓プロパティ列で「データ設定」→「データフィルタ」に進みます。
↓ページ右側で「フィルタを有効化する」を選択します。
↓確認が出ますので、「フィルタを有効にする」をクリックします。
↓現在の状況が「有効」になればフィルタが効いています。
これでGoogleアナリティクス4プロパティでの、自分のアクセスを除外する設定は完了です。
フィルタが効くまで
実際にフィルタが効き始めるまでに、少し時間がかかります。
Googleによると最大で24時間かかる場合もあるそうなので、少し待ってからテストアクセスをしてみてください。
場合によってはもう少しかかるかもしれませんので、フィルタが効くまで気長に待ちましょう。
あわせて読みたい
- Google Analyticsの記事一覧
- Google Analytics|前バージョンのユニバーサルアナリティクスを使う
- Google アナリティクス|登録と設定方法をイチから具体的に解説
- Google Analytics|サイトの追加登録と初期設定方法【2020.10以降】
- Google Analytics|アカウント名の変更方法
そんな感じで、Googleアナリティクスで自分のIPアドレスとアクセスを除外する方法でした。
やはり純粋なアクセス解析を行うには、自分のアクセスは不要です。
しっかり除外しましょう。
では。
おすすめ≫WordPress|初心者にもおすすめの有料11テーマ【鉄板】
おすすめ≫ペライチとは|無料可:ホームページ作成が簡単にできる【おすすめ】