おのです。
WordPressで、ディスカッション設定について解説します。
WordPressのディスカッション設定では、コメント、ピンバック通知などの設定をします。
特にディスカッション設定では、コメント関係の設定を確実にしておきたいところです。
基本的な部分なので、確実に設定していきましょう。
WordPress|ディカッション設定
では早速ですが、WordPressのディスカッション設定について解説しています。
最初に、WordPressのディスカッション設定は以下の項目になります。
WordPress ディスカッション設定
- デフォルトの投稿設定
- 他のコメント設定
- 自分宛のメール通知
- コメント表示条件
- コメントモデレーション
- コメント内で許可されないキーワード
- アバターの表示
- 評価による制限
- デフォルトアバター
こういった内容を、ディスカッション設定では設定していきます。
1. デフォルトの投稿設定
最初にデフォルトの投稿設定をしていきます。
デフォルトの投稿設定では、以下の3つのタスクがあります。
- 投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる
- 新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける
- 新しい投稿へのコメントを許可
結論からすると、一般的なブログやサイトであれば、この機能は全てすべてオフがおすすめです。
理由としては、わざわざ相手に通知しなくても外部リンクは貼れるし、そもそもすべてのサイトがWordPressでピンバックを受け入れているとは限らないからです。
また、最近ではピンバックやコメント欄を開放していると、悪質なスパムを受けることが問題視されています。
そういった面から考えると、よっぽど必要でない限り一般的なブログサイトであればオフにしてくのがベストです。
読者とコメント欄でコミュニケーションをとりたい場合は、コメント欄だけ有効にしましょう。
1-1. 投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる
この機能では、自分の記事内に他のブログなどの外部リンクを貼った場合、貼った先に通知をするかどうかを設定します。
ピンバック機能
ピンバック機能を有効にした場合、自分のWordPressはリンク先に対して自動的に ping(ピン)を送信し、記事を貼ったことを通知します。
そして、相手側がピンバックを許可すると、相手方のコメント欄にこちら側の記事情報が貼られて、お互いにリンクを繋ぐ形になります。
この機能のことをピンバック(Pingback)機能といいます。
ピンバックのメリットとしては、お互いにリンクを繋いて外部リンクを得る形になるので、SEO的に有利なことです。
ただし、お互いがWordPressを使っていることと、ピンバックを許可していないと成立しません。
1-2. 新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける
この機能を有効にすると、相手がピンバックを送ってきた場合に、一旦受け入れる形になります。
メール通知をオンにしている場合は、メール内のリンクから承認します。
例えば、相手の記事内でこちらの記事URLが貼られると、相手がピンバックを送信します。それに対して、こちらが許可するかしないかの設定です。
こちらが許可すると、相手のピンを受け入れる形になりますので、こちらのコメント欄に相手方の記事が貼られます。
1-3. 新しい投稿へのコメントを許可
「新しい投稿へのコメントを許可」では、投稿記事のコメント欄をデフォルトで設置するか、設置しないかを設定します。
この機能をオン(チェックを入れる)と、投稿記事の記事下にコメント欄が現れます。
この機能はデフォルトでのオンオフ選択になり、個別記事で更にオンオフを設定できます。
例えば、とりあえず「新しいコメントを許可」をオンにしておいて、個別の投稿記事では特定の記事だけオフにしたり、オンにしたりできます。
↓個別記事の設定方法は、記事投稿画面の右上「表示オプション」の中から「ディスカッション」にチェックをします。
そのあと、投稿ページ下にディスカッション欄が出現します。
「コメントを許可」にチェックをすると、記事下にコメント欄が設置されます。チェックをしなければ、コメント欄は設置されません。
≫WordPress|コメント欄を非表示にしてオフにする方法
2. 他のコメント設定
他のコメント設定では、コメント欄に関する詳細設定ができます。
ここの部分の説明としては、見ただけである程度把握できると思いますので各自設定してください。
重要な部分としては、コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力は必須にしておいたほうがいいです。
また、「ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする」はチェックをしない方がいいです。簡単に言うとコメントへのハードルが高すぎますので、気軽にコメントできなくなります。
コメント欄を設置しない人は必要ありませんので、ノータッチで大丈夫です。
3. 自分宛のメール通知
自分宛てのメール通知では、以下のアクションが発生した場合にメールで通知を受け取ることができます。
3-1. コメントが投稿されたとき
コメント欄を設置している場合は、コメントが投稿されるとメールが来る設定にできます。
コメント欄を使わない場合は、チェック不要です。
3-2. コメントがモデレーションのために保留されたとき
コメントがモデレーションのために保留されたときにチェックを入れると、ピンバック通知があった場合にメールで知らせてくれます。
モデレーションとは、簡単に説明するとサイト管理者がピンバックの通知内容を確認して、承認するか否かの判断です。
ピンバックがあったときに、毎回メールで確認したい場合はメールを受け取りましょう。
4. コメント表示条件
コメント表示条件では、コメント欄に投稿されたコメントの承認方法を設定します。
4-1. コメントの手動承認を必須にする
コメントの手動承認はオンにしておいた方がいいので、ここはチェックをしておきます。
手動承認とは、コメントに投稿がある度にこちらの管理者が確認して、承認するか否かを決定します。
結論からすると、勝手にコメント欄に好き勝手投稿されるよりは、こちらで投稿内容を管理した方がいいので、手動承認がおすすめです。
4-2. すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする
この設定をオンにしておくと、一度コメントを承認した投稿者は次から承認なしで投稿できるようになります。
よっぽど信頼できる投稿者だけが集まるサイトでない限り、オンにはしないで毎回手動で承認する方がいいでしょう。
5. コメントモデレーション
コメントモデレーションでは、コメントにリンクが含まれている場合や、特定のキーワードを含んでいる場合に承認制にすることができます。
設定としては、コメントに含まれているリンクの数を指定すれば、それ以上の場合は承認制になります。
そして、特定のキーワードを含む場合も承認制にできます。
例えば、アダルト系のコメント、誹謗中傷系のキーワードを指定しておけば、そのキーワードを含む場合には管理者の承認が必要になります。
6. コメント内で許可されないキーワード
コメント内で許可されないキーワードでは、コメントに指定したキーワードが含まれている場合に、即刻ゴミ箱行きにできます。
なので、かなり致命的なキーワードだけ指定しておきましょう。
7. アバターの表示
アバターの表示では、主にコメント欄などで使用するアバター画像(自分の画像)を表示するか、しないかを指定できます。
↓具体的には、コメント欄などで表示されるこの画像です。
アバターの設定方法は、WordPress|Gravatarでプロフィール写真を表示させる【手順】で詳しく書いています。
8. 評価による制限
評価による制限では、コメント投稿者のアバター画像のランクによって、自分のサイトへの表示を制限できます。
そもそもアバター画像を設定するGravatarでは、自分の画像を登録するときに、その画像のレーティングを自己申告で決めます。
例えば PG を選ぶと G~PG レベルまでの画像のみを表示、R を選ぶと G~R レベルの画像を表示します。
基本的には、Gにしておくといいです。
9. デフォルトアバター
デフォルトアバターでは、Gravatarで自分のアバターを設定していない場合、どのアバターを使うかを設定できます。
基本的には、どれでも大丈夫なので、一旦設定しておきましょう。
WordPress 基本設定ガイド
- WordPress|一般設定をする・キャッチフレーズ・アドレスなど【1/7基本設定】
- WordPress|投稿設定をする・エディター・メール・更新情報【2/7基本設定】
- WordPress|表示設定をする・投稿・固定ページなど【3/7基本設定】
- WordPress|ディカッション設定(コメントなど)【4/7基本設定】
- WordPress|メディア設定(画像サイズなど)【5/7基本設定】
- WordPress|おすすめのパーマリンクと設定方法【6/7基本設定】
- WordPress|プライバシー ポリシー設定【7/7基本設定】
そんな感じで、WordPressのディスカッション設定でした。
しっかりと、ピンバック、コメントをコントロールしていきましょう。
では。
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