独自ドメインとは?|ブログやホームページで使うオリジナルURL

2021-03-23

独自ドメインとは|ブログやホームページで使うオリジナルURL

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独自ドメインとは?|ブログやホームページで使うオリジナルURL

独自ドメインとは、自分で決めた世界に1つだけしかないドメインのことで、インターネット上の名前です。

他人と同じ独自ドメインは、この世に存在しません。

独自ドメインは、好きな英語や数字を含めて自由に決めることができます。

ホームページやウェブサイトを運営する場合は、関連する英数字を含めた独自ドメインを使用することが一般的です。

当ブログであれば、「ono-code.com」という独自ドメインを使用しています。

 

1. 独自ドメインはURLに含まれる

ドメインはURLの中に含まれています。

分かりやすく言うと以下のURLで赤字の部分が独自ドメインです。

  • https://www.ono-code.com
  • https://ono-code.com
  • https://yakiniku.ono-code.co.jp
  • https://ono-code.org/movie/

URLやドメインにはいろいろな形式がありますが、いずれの場合も上記URLで赤太字部分のことをドメインと呼びます。

インターネットをしているときに、ブラウザの検索バーに表示されるもの全てがURLです。そして、そのURLの中にある自分で決めた部分のことを独自ドメインと呼びます。

 

URLの構成を簡単に説明すると、以下画像の通りです。

RLの構成

httpsの部分はプロトコルと呼びます。

www.の部分はホスト名呼び、独自ドメインを使用する場合はwww.のありなしを選択できるケースが多いです。ほとんどの人はwww.なしで独自ドメインを使用します。

そして、独自ドメインとして自分で決められるのがドメイン部分です。基本的には、会社名やブログ名など分かりやすいものを独自ドメインとして使用します。

メールアドレスであれば「@」より後部分です。

 

1-1. ドメイン名とサイト名

インターネットでは、正確に言うと「ドメイン=そのサイト」と認識されます。

ウェブサイトの画面上部に書いてあるサイト名は、あくまでもウェブサイトのニックネームのようなものです。

例えば、サイト名を変更してもインターネット上では同一サイトとして認識されます。それはドメイン(名前)が変わっていないからです。

サイト名を変更しても、別のサイトになるわけではありません。

つまり、ドメイン(名前)が同じであればサイト名(ニックネーム)を変更しても同一サイトのままです。ドメイン名を変更すると、完全に別のサイトとして認識されます。

 

2. 独自ドメインの末尾

独自ドメインの末尾部分(.com .jpなど)は、かなり多くの種類が存在するので好きなものを選ぶことができます。

ちなみに、この(.com)などの部分のことをトップレベルドメインと呼びます。

  • .com|商業組織用 世界で最も多い
  • .blog|ブログ
  • .co.jp|企業 日本
  • .net|ネットワーク ネット関連に最適
  • .org|非営利組織
  • .info|制限なし
  • .site|オールマイティー
  • .me|個人向け

上記は使用可能なトップレベルドメインの一部ですが、ある程度意味を持っています。

しかし、個人であればそこまで気にしなくても大丈夫です。

理由としては、トップレベルドメインで検索順位が上下したり、SEOで優劣をつけられたりすることはないからです。

例えば、Googleが「あのサイトは個人なのに.comを使っているから検索順位を下げよう」とはならないということです。私のブログも.comです。

個人であれば、ある程度人気の(.com .me .org .blog)などで好きなものを選んでおけば問題ありません。基本的にはよっぽど特殊な(.tokyo .ed.jpのような)ものでなければ大丈夫です。

これに関することは、Google Domainsの「最適なドメイン名の決め方」「従来型と新しいドメイン末尾の選び方」でも ”検索結果に悪影響がない” と書かれています。

 

ただし、企業や事業会社で使うトップレベルドメインの場合は、ある程度マッチしたものを選びましょう。その方が好印象です。

例えば、(.co.jp 企業、.biz ビジネス、.cafe カフェ)など適切なものを選ぶことをおすすめします。

各ドメインの種類と意味はお名前.comドメインの種類ページや、カラフルボックスのドメインページで見ることができます。

 

↓ドメイン部分少し詳しく解説すると、以下画像の構成となります。

ドメインの構成

.co.jpなどの場合は、トップ、セカンド、サードレベルのドメインとなります。

.comなど短い場合は、トップ、セカンドとなります。

独自ドメインの場合は、ドメイン部分全てを自分で決めることができます。

 

2-1. トップレベルドメインの種類

詳しく書いておくと、トップレベルドメインは数種類に分かれています。

gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)

一般的に国や地域に関係なく、誰でも使用することが可能。
.com .net .org .info .biz など。

ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)

主に国別で使用する。
.us アメリカ .uk イギリス .jp 日本 .eu 欧州連合 .auオーストラリア など。

新gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)

企業や団体が申請して取得できる。固有名詞や変わったものが多く、かなり多くの種類があるのが特徴。
.tokyo .coffee .beer .camera など。

 

3. 独自ドメイン以外

独自ドメインを使用しない場合は、サーバー会社やブログサービスで最初から決められているドメインを使用することになります。

  • https://ono-code.hatenablog.com
  • https://blog.livedoor.jp/ono-code/
  • https://onocode.xsrv.jp

無料ブログなどのブログ運営会社や、サーバー会社の初期ドメインでは最初から指定されたもので決められています。

つまり独自ドメインを使用しない場合は、限定された部分しか自分決めることができません。

 

4. 独自ドメインの信頼性

企業や自分で運営しているオリジナルのブログやウェブサイトであれば、独自ドメインで運用する方が有利になります。

理由としては、ウェブサイト名とドメイン名が一致している方が信頼感あり、ユーザビリティが高いからです。

例えば、ドミノピザのウェブサイトにアクセスしたのに、ドメインが「ono-pizza.com」になっていた場合、かなり不自然なので信頼できません。

また、ダイビングショップのウェブサイトにアクセスしたのに、ドメインが全く関連性のない「baseball3658471-story.com」などの場合は、よく理解できないのでユーザーが戸惑います。

 

こういったことから、独自ドメインの方がはっきりと分かりやすく信頼性があるので、ユーザーに不信感を与えることなくウェブサイトを運営することができます。

会社名であっても個人で運営するブログであっても、名前とドメインが一致していることで一体感が生まれ、公式オフィシャルサイトのような印象になります。

また、名刺やその他の媒体などにURLを記載するときにも、会社名やブログ名がドメインとなっているURLを記載する方が分かりやすいです。

 

独自ドメインではなくてもウェブサイトを運営することは可能です。しかしそういったサイトは、ドメインが違ことから安っぽい印象や不信感をユーザーに与えてしまいます。

そういった面から考えても、多くのウェブサイトにとっては独自ドメインを使用する方がメリットは大きいです。

 

5. サブドメインとサブディレクトリ

メインで使用するドメイン(ルートドメイン)の他には、サブドメインとサブディレクトリがあります。

ルートドメイン:
https://ono-code.com

サブドメイン:
https://subdomain.ono-code.com

サブディレクトリ:
https://ono-code.com/subdirectory/

ウェブサイトを一つだけ運用する場合は、基本的にルートドメインで運営するのが一般的です。

メインで運営しているウェブサイトの他に追加で関連するサイトを作る場合は、サブドメインもしくはサブディレクトリを使用して新しくウェブサイトを作ることができます。

サブドメイン、サブディレクトリはルートドメインと同じく好きな英数字を組み合わせて決められます。

一つのウェブサイトだけを運用する場合、サブドメインとサブディレクトリは気にしなくて大丈夫です。

今後、サイトを増やしたり追加したりする可能性がある場合、サブドメインとサブディレクトリを使うことによって兄弟サイトを作ることができます。

例えば、エックスサーバーや、ConoHa WINGを含めた各サーバー会社では、サブドメイン、サブディレクトリを使って複数のWordPressをインストールすることが可能です。

 

6. 独自ドメインとIPアドレス

少し専門的な話をすると、ドメインとウェブサイトのIPアドレスは紐付いています。ウェブサイトのIPアドレスとは、インターネット上でのサイトの居場所です。(基本はサーバー)

インターネット検索の仕組みを簡単に説明すると、Googleクロームなどのブラウザでono-code.comと検索をすると、ono-code.comと一致したIPアドレスのサイトを表示してくれる仕組みになっています。

IPアドレスは、数字「123.456.78.912(※例)」のような形式です。しかし、これだと覚えにくかったり何のサイトかよく分からなかったりするため、ドメインを使用して分かりやすくしています。

つまり、ドメイン(独自ドメイン)は、サイトのIPアドレスを分かりやすくするためのものとも言えます。

例えば、「検索:123.456.78.912」だとよく分からないのと、覚えるのが大変です。しかし、「https://ono-code.com」であれば簡単に覚えたり入力したりできます。

ドメインとIPアドレスの関係

ちなみに、自分のウェブサイトのIPアドレスを調べるのは簡単です。CMANの「ドメイン/IP検索」のページでドメインを入力すれば見ることができます。

ほとんどの場合、自分のウェブサイトの居場所はレンタルサーバーになっているはずです。

 

7. 独自ドメインの取得方法

独自ドメインの取得方法としては、大きく分けて二つあります。

  • ドメイン販売会社で取得
  • サーバー会社で取得

どちらの場合でも問題なくドメインを取得することができます。

 

7-1. ドメイン取得サービス会社で取得

サーバー会社とは関係なく独自ドメイン取得する場合は、ドメイン取得サービス会社のサイトで取得することができます。

代表的なドメイン取得サービス会社としては以下の通りです。

これらのドメイン取得サービス会社のウェブサイトで、独自ドメインを決めて取得します。

基本的にはどこのドメイン取得サービス会社で取得しても同じです。

取得した独自ドメインは自由に使えるようになるので、サーバーと紐付けしたあとに作成したウェブサイトのURLとして使用します。

 

7-2. サーバー会社で取得

初めてブログやウェブサイトを運営する場合は、サーバーの申し込みと同時にサーバー会社で取得するケースが多いです。

WordPressなどでウェブサイトを始める場合は、エックスサーバーConoHa WINGなどのレンタルサーバーを契約する必要があります。

レンタルサーバーの申し込みと同時に独自ドメインを取得することができます。

サーバーの申し込みと同時に独自ドメインを取得する方が、「1. ドメイン販売会社」でドメインを取得するより作業が簡単です。

多くの初心者にとってはサーバーの申し込みと同時に独自ドメインを取得する方がセットで設定できるので圧倒的に楽です。

 

7-3. 独自ドメイン取得の費用

独自ドメインを取得して使用するのは、費用がかかります。

例えば、.comの独自ドメインを取得する場合は、取得費用で約900円、年間更新料として約1,500円程度の費用が一般的です。

↓お名前ドットコムなどのサイトで希望のドメインを検索すると、値段を見ることができます。

お名前ドットコムで希望のドメインを検索すると、値段を見ることができます

その他にも、使用するトップレベルドメインによって料金は異なります。

 

7-4. 独自ドメイン取得前は調べる

独自ドメインを取得するときは、事前に同じようなドメインを使っているウェブサイトが無いか必ず調べるようにします。

例えば「okinawa-yakiniku.com」を使いたい場合、まず「okinawa-yakiniku」だけで調べます。もしかすると「okinawa-yakiniku.net」でかなり活動している大きなサイトがあるかもしれません。

そういったサイトがある場合に、自分のサイトがトップレベルドメイン違い(.com .net)で同じドメイン名にするとかなり不利になります。

例えば検索で「沖縄 焼肉」と検索しても大きいサイトが上位表示されてしまいます。また、先に活動しているウェブサイトから悪く思われる可能性が高いです。

したがって、独自ドメイン取得前は念入りに予め調べておきましょう。

 

8. 独自ドメインだけではSEO効果はない

独自ドメインだからといって、SEOで検索順位が優遇されたり、競合よりも有利になったりすることはありません。

独自ドメインなだけでは直接的なSEO効果は無いです。

例えば、Googleが「あの人は独自ドメインだから1位にしてあげよう」とはならないということです。

独自ドメインだったとしても、コンテンツが低品質だったり、その他のSEO対策をしていなかったりすると意味がありません。

 

8-1. 分かりやすいURLにする

サイトのURLや各記事のURLは、なるべくシンプルで人間が理解できるURLにすることが大切です。

例えば、以下二つのURLがあるとします。

  • https://ono.com/15847kesth27okini4581yakiniku
  • https://ono.com/okinawa-nice-yakiniku

この場合ベストなのは下のURLです。理由としては見ただけで何についてのURLか判断できるからです。

このようにして、各記事のスラッグ(記事ごとのURL)をしっかり入力することが大切です。

サイトトップが独自ドメインになっているからといって、各記事のスラッグをほったらかしにしていると逆にSEOでマイナスだと言えます。

このことについては、Googleのドキュメントで「シンプルなURL構造を維持する」でも書かれています。

 

ちなみに、良くない例としては日本語のスラッグです。

日本語のスラッグの場合「https://ono.com/沖縄_焼肉」のように見た目は表示されます。

しかし、実際は以下のように文字化けしたようなスラッグとなりますので注意してください。

https://ono.com/%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%9e/

たまにスラッグを日本語のままにしているサイトもありますが、できればスラッグは英語に変更する方がSEOで有利です。

 

9. 独自ドメインは短い方が効果的

独自ドメインは短いほど効果的です。

Google Domainsの「最適なドメイン名の決め方」で「よいドメイン名の要素」の部分でも以下のように書かれています。

長さ
ドメイン名に関して言うなら、短いほど効果的です。名前は短いほうが覚えやすく入力も楽なため、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。それに、文字数が少なければ目に付きやすくもなります。ドメイン名は 2~3 語を超えないようにすることをおすすめします。

このようにGoogleにも書かれていることから、ドメイン名はなるべく短くしましょう。また、なるべくウェブサイト名と同じ方が効果的です。

当ブログでも「ono-code.com」とかなり短くしています。

 

 

・・・・・・・

そんな感じで、独自ドメインについてでした。

まとめると、自分のブログや会社のホームページであれば独自ドメインで運営しましょう。

では。

 

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